ITエンジニアkenkenのアウトプット場

技術トレンド、読んだ書籍、やってみた系について書いていきます。

GitHub Actionsとは

はじめに

GitHub Actionsについて、「どんなものなのか」を簡単にまとめた。「GitHub Actionsって何?という人」や「名前は知っているけど、どんなものなのか知らないという人」向け。

GitHub Actionsとは

GitHub Actionsはソフトウェア開発のワークフローを自動化するものである。ビルド、テスト、パッケージング、デプロイといったワークフローをGitHubリポジトリに設定できる。

ワークフローは1つ以上のジョブから成り、ジョブには個々のタスクを実行する一連のステップが含まれる。ステップではコマンドを実行するか、アクションというものを使用することができる。アクションはワークフローの最小のポータブルな構成要素で、GitHubコミュニティから共有されるものを使用したり、独自に作成したりすることができる。

help.github.com

ワークフローの実行について

実行環境
  • GitHubホストランナー
  • セルフホストランナー
    • ランナーアプリケーションがインストールされたマシン
    • 自分で管理するため、GitHubホストランナーよりもコントロールができる
ビルドトリガー

イベント・ブランチ指定やスケジュールを設定して起動できる。 ただし、この記事を執筆した時点では、手動実行はできない模様。

ワークフローをトリガーするイベント - GitHub ヘルプ

文法

yaml形式で直感的に書くことができる。基本的な方針として、再利用可能なアクションが既に存在する場合はそれを利用し、無いものについてはshellで書いていくのがよさそう。

GitHub Actionsのワークフロー構文 - GitHub ヘルプ

制限
  • 同時に実行できるワークフローは最大20
    • 有料プランだと増やすことができる
  • ワークフローの各ジョブは最大6時間実行
  • 1時間に実行できるAPIリクエストは、1つのリポジトリの全アクションで最大1000まで

GitHub Actionsのワークフロー構文 - GitHub ヘルプ