ITエンジニアkenkenのアウトプット場

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【読書感想】UNIXという考え方ーその設計思想と哲学 

UNIXという考え方ーその設計思想と哲学 Mike Gancarz著 芳尾 桂 完訳 オーム社

UNIXの哲学を経験やエピソードを例に挙げて説明している。かなり古い本だが、現代のソフトウェア開発にも通じることが多かった。特に「スモールイズビューティフル」や「1つのことをうまくやる」といった考え方は、「マイクロサービスアーキテクチャ」や「オブジェクト指向」に通じるところがあると感じた。

この本を読むと普段の開発でも注意しなければならない点に気づくことができる。また、UNIXの良さを認識できるので、UNIXを使うのが楽しくなる。

UNIXを使っていない開発者にも一読をおすすめできるような本であった。